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【ナイスパスの取り組み】


創業後、初めて自店の袋ができた時とても嬉しかった事を今でも覚えています。

その袋(当時はビニール袋)を、再利用している光景を見ると更に嬉しくなっていた事を思い出します。



最近では、自社の袋がある事が当たり前になっていましたが、それでも障がいのあるアーティストの作品を載せたり、

防災の観点から袋の横に防災グッズのチェックリストを付けたりと、

何か意味のあるものにしたいという思いは持ち続けていました。



2021年の春のこと、カフェのオーナーがFacebookで紙袋をリサイクルしてリユースする取り組みを始めますが、

一緒にやりませんかと募る投稿がありました。

仕組みは簡単で、お家に眠っている紙袋をお店に持ち込み寄付、

お店ではシールを貼って次のお客さまに使ってもらう。

環境のことからビニール袋ではなく紙袋が主流になっていましたが、

実際のところビニール袋より紙袋はかさばり保管場所の問題もありました、

さらに倉庫に積み上げられている袋の山を見ると環境に良いって?なんなのだろう?

そんな疑問を持ち始めていた頃でした。



カフェのオーナーが知り合いだったこともあり、

すぐに参加の表明をして取り組んでいくことになりました、できれば多くの企業、

お店に参加してほしい、そんな想いからアイコン、

ネーミングなどを整えようということになり、

以前から頼りにしているデザイン事務所に相談をし「ナイスパス」という名称と、

次の人に渡しているアイコンが完成しました。



とても古臭い考えかもしれませんが、取り組むときに私の頭によぎったことは、

アパレルとして袋はブランドを表すもの、

それをよそ様(他の企業)の袋に入れてお客さまにお渡しして良いのか、

果たして受け入れてもらえるのか?



しかし、そんな不安は大きく予想をはずれ、お客様からの袋の提供もあり、

楽しんでナイスパスの袋を選んで、購入したものを入れて持ち帰っていただいています。

2023年4月現在では、加盟店170店舗、エリアは北海道、関東、関西、

東北は秋田県、北陸は石川県、四国は愛媛、中国は岡山、

九州全県、沖縄と全国的に広まっています。




始めた時は、賛否両論ありますが、正しいことはいつも時代が追い越していきます、

環境のこともできることから少しずつ、

みんなで楽しんで取り組むことが長く続けられることだと思います。


当社のECも、梱包材や緩衝材を廃棄されるものを工夫して再利用したり、

すこしでも自然や資源にダメージを与えないように取り組みたいと思います。

評価を気にするより、私たちの想いをお届けできればと思っています。


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