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年末に観たい!家族の絆がテーマの映画5選

今年ももう残りわずか。

みなさん、2019年はどんな年でしたか?


師走は、今年一年を回顧してみたり、大切な人たちと集まるきっかけを作ってくれる月ですよね。


波乱だった人。楽しい思い出のあった人。年末にようやくゆったりお休みを過ごせる人、年末だって仕事や家事で忙しい人。

年末が好きな人も苦手な人も、2時間だけ息抜きしてみませんか。


今回は筆者の独断で、疲れた心にちょっとだけ栄養を届けてくれるビタミン映画5作品を紹介したいと思います。



1.ギルバートグレイプ(1993)

アイオワ州の田舎町で食料品店に勤め家庭を支える青年ギルバート・グレイプと、その家族の絆を描いた物語。

主演ギルバート役にジョニー・デップ、知的障害を持つ弟アーニー役にレオナルド・ディカプリオを迎え、生まれてからずっと田舎町を出たことのないギルバートと、その家族を取り巻く絆が切なくも温かい作品です。

夫の自殺以来、家に引きこもって肥満になってしまった母と、障害を持ち奔放に行動するため目を離せない弟と、姉妹。

田舎町を出たい自分と、家族を放っておけない環境で苦しむギルバートが、旅人のベッキーにポツリとこぼす「僕はいい人になりたい」という言葉には、グッとくるものがあります。

美しいのに寂しげな田舎の風景や、新しいバーガー店が来ることでざわめく町の人々にも注目です。(そして瑞々しいジョニーの演技がとってもかっこいい!)


2.リトルミスサンシャイン(2006)

ニューメキシコ州のアルバカーキに住むフーバー一家。

ヘロイン中毒で老人ホームを追放になった祖父、自己啓発事業に財産を注ぎ込んでいる父、旦那に愛想を尽かしかけながら家族の世話でいっぱいの母、その母の弟はゲイの学者で、好きだった人に振られて自殺未遂し仕事はクビに。長男はニーチェに感化され一切の言葉を喋らなくなるなど、問題だらけの家族ですが末娘のオリーヴはそんな家族を照らす太陽のような明るい女の子。

無邪気な彼女の言動は家族の希望のような存在で、ちょっとぽっちゃりの彼女が地区のミスコンで繰り上げ優勝となったため大きな大会に出られることに。

オリーヴの思い出のため、バラバラだった家族はボロボロのワーゲンバスに乗り会場までの長い旅を始めます…。

家族という選べない絆を嘆きながらも、オリーヴの純粋な明るさに導かれながら結束していくフーバー家の姿は、涙なしには観られません!


3.リトル・ダンサー(2000)

イギリス・ダーラムに住む少年ビリーは、幼いころに母親を亡くしています。通っているボクシング教室では、横でレッスンを行うバレエ教室に興味津々。

炭鉱不況でストライキに参加している父と兄は、余裕のない生活にいつもピリピリ。

祖母の世話をしながら、幼い心の中でほとばしるエネルギーをダンス、バレエにこっそりぶつけていきます。

才能を見抜いたバレエの先生にロンドンのロイヤル・バレエ学校への受験を勧められるビリーですが、父親は猛反対。

しかし踊りを辞めないビリーの姿に、涙を飲んでストライキを破り、仲間を裏切って働くことを決意。ビリーのために受験に向け奔走するのです…。

イギリス映画では炭鉱不況がよくベースになりますが、この作品もそんな労働者階級の人々の毎日を必死に生きる姿と、子供を愛する親、兄弟の姿に心を動かされます。

ビリーの我慢できないエネルギーの爆発、音楽にのせたダンスシーンは最高に気持ちいい!

最後のシーンは鳥肌ものです。


4.クレイマー、クレイマー(1979)

仕事漬けの夫テッドと、社会に出たい気持ちを抑えながら息子の面倒をみる専業主婦のジョアンナ。

今日も遅くまで仕事をし、昇進のニュースを携え意気揚々と帰宅したテッドに、突然ジョアンナは離婚を突きつけ家を飛び出します。大切な息子までも残したまま…

取り残されたテッドと5歳の息子ビリー。やったこともない子供のお世話と仕事の両立。

フレンチトーストすら作れないテッドでしたが、必死の思いで築き上げていったビリーとの絆がやがて絶対的なものになりつつあった時に、ジョアンナからビリーの親権を取り戻したいと裁判を起こされてしまいます…。

この映画を観ていると、なんとなくジョアンナがビリーを奪い去る悪者に見えてきてしまうのですが、ジョアンナの思いも痛いほどよくわかるのです。

社会に出て自分の価値を見出して生きていきたいジョアンナを一つの型にはめてしまったテッド。

子供のことは何よりも愛しているけれど、自分の人生って?と苦しむジョアンナに、裁判中テッドが見せる微笑みが胸を打ちます。

ラストシーンでテッドとビリーが一緒に作るフレンチトーストは、とっても上手に完成します。何度観ても親子の絆、家族のあり方について考えさせてくれる映画です。


5.アイアムサム(2001)

知的障害を持つ父親サムの知能は、7歳程度。

娘ルーシーを大切に育てるシングルファーザーですが、もうすぐルーシーは父親の知能である7歳という年齢を超えてしまいます。

そんな時、ひょんなことから育児能力に疑問を感じた児童福祉施設によってルーシーとサムは引き離されてしまいます。

大切なルーシーを取り戻すべく、裁判で戦う決意をしたサムですが…。

ビートルズの名曲に彩られながらカラフルでせわしなく進んでいく世界観が、サムの純粋な目を通して世界を覗いているような、とても美しい映画です。

周囲の人々の協力や、時に周りの人々の心を動かすサムの言葉たちには、子供を育てる時に一番大切なものは何かを考えさせます。

ALL YOU NEED IS LOVE.(愛こそはすべて)。綺麗事が正しくないなんて、誰がいったのでしょうか?

余談ですが、劇中出てくるサムの仲間とのビデオナイトでは「クレイマー、クレイマーのビデオは持ってきたのかい?」というセリフがあります。

前述の映画ですが、家族愛について想起させる、ちょっと粋な演出ですね。



いかがでしたか?映画好きな方には当たり前じゃん!なんて言われるかもしれないくらいの名作たちを並べてみました。(だから、どれも間違いなく面白いですよ)


映画を観た後は、ちょっと大切な人に電話して声を聞きたくなるかも。

時々こんな作品に触れて、心に栄養を補給してみてくださいね!


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